- この記事はゆずSide(この記事)とデレマスSideの2編でお送りさせていただく予定です
- 筆者は比較的初期のゆずファンでした(ファンクラブも入ってた・岩沢派)
- ゆずの曲(比較的初期曲)などについて結構語っています(楽曲派)
- 基本個人的見解で語っていますのでご了承ください
2018年9月。ちょうど1年前。
ゆずが突如デレステのCMに登場し、カバー曲がデレステに実装されTwitterのアイマスPが騒いだのは記憶に新しい。その後2次元のアイドルへの初めての曲提供ということまでやっていただき、特に30代以上の邦楽に触れてきたアイマスPには信じられない事が次々と起こったと思う。
これを書いている筆者もその一人でかなり動揺したのを覚えている。
なぜなら、一時期はファンクラブまで入っていたゆずっこ*1だったからだ。
せっかくなので、いろいろな角度からゆずとデレマスは親和性があるんだという話をしようと思います。本当に長くなりそうなので、まずはゆずSideとしてゆず中心のお話でも。
ゆずの提供曲について
ゆずは北川悠仁と岩沢厚治2人とも作詞作曲をするし、ゆずの楽曲はかなりある。
提供曲も結構あるだろうと思いきや、実はそんなにはない。
提供曲一覧はそれぞれの個人のページで確認していただきたい。
数だけで言えば圧倒的に悠仁のほうが多い。しかしトータルな数で言えばバンバン提供しているわけでない。
しかも、だいたい何らかの繋がりがあっての提供が多い中でなぜデレステなんだろうというのが未だに疑問に思っていたが、サイゲか…。*2
北川曲と岩沢曲
ゆずの楽曲は大体岩沢曲と北川曲に分けられる。共作は少ない。
デレステで「無重力シャトル」が実装された時に真っ先に思ったことは「あぁ確実な北川曲だ」と。
北川曲と岩沢曲というのは結構違いがありまして、
個人的見解で言うと岩沢曲は「基本骨太ストレート、たまにシュール」
北川曲は「軽快ポップソング、たまにどストレートフォークソング」と思っております。
それで考えるとデレステの場合は北川曲が確実なのは自分の中で確信しておりました。
というか岩沢曲の提供は本当にレア中のレアなので…。
北川曲の場合は普通にストレートな歌詞も書くのですが軽快すぎる歌詞も書くのです。
いくつか例を上げてみましょう。
Go★Go!!サウナ。レコーディング煮詰まっていたんだろうな。
いちご。聞く人によっては見解分かれる曲。自分はANN1部時代をかなり思い出す。
少年。これが2ndシングルなのですが、もうこの頃から片鱗が出てる。
そして北川曲の特徴がもう一つあるのが、アルバムの軸となる曲制作がうまいこと。つまりテーマに沿った曲が作れるということなんですよね。
2002年発売「ユズモア」より「ユーモラス」。
2000年発売「トビラ」より「幸せの扉」。
1999年発売「ゆずえん」より「えん」。
アルバムというのは最近シングル集みたいな形になっているのも多いと思いますが、アルバムを全部通して聞かせるのがうまいのがゆずだったりします。
Love&Peachについて
個人的に詳しく語れることはないのでまずは下記記事を読むといいと思います。
北川曲はポップな曲調が多いのはわかっていただけたと思うのですが、
作詞面では結構言葉遊びとかをすることが多い。さっき曲であげた「いちご」とかもその類。LOVE&PEACHもその流れがある。
「LOVE&PEACH」の歌詞が作られたのは2011年東日本大震災のとき。
アイマスのコロムビア曲も結構遊ぶ傾向があるのでこの辺がうまくマッチしたのかなと思いつつ。
個人的には「一瞬で 魔法はかけられる」のところがデレにあってるよなと思います。
無重力シャトルについて
北川曲の特徴がよく入った曲。
そのままゆずが歌ってもいいぐらい。ゆずっこは脳内で北川岩沢の歌い分けパート予想ができる。
アイマスPとしてもゆずの曲にコールとペンライトが入るという感覚をLVですが2曲続けて堪能できたのはすごく新鮮でした。
恋愛の何気ないワンシーンを切り取って曲のテーマに沿うように歌詞をつけていくのは北川曲のお得意とするところでもあるし、途中の「何千億光年~」の下りから始まる歌詞早回しもちゃんと入っている。あとチューと歌詞にかけるの確実に北川悠仁。
ゆずSideでいいたいこと
ゆずはフォークソングデュオという屋台骨を持ちつつ柔軟な音楽性なり環境を受け入れるアーティストでもあるので、ある程度の事象を調理できるアイマス、特にコロムビアと組める機会があったのは大変喜ばしいと思いました。
アイマスの中でもシンデレラガールズだからこそ今回のコラボなり7thライブでの披露が可能だったと個人的には思っているのですが、そのへんのお話は「シンデレラガールズSide」の中で話したいと思います。